【ATPファイナル】錦織 マリー撃破で世界一へ好発進

1次リーグB組の初戦で、今季初対戦となった世界6位のアンディ・マリー(27=英国)を6―4、6―4のストレートで撃破した。 最終更新日:2014年11月10日

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どこまで強くなるのか

第1セットのファーストサーブ成功率はわずか40%。それでも勝ちきれるところに強さがにじんだ。硬さが抜けるとともに力強いストロークで攻め立てた。「第2セットはほぼパーフェクトだった」と5―4で迎えた第10ゲームでぐっとギアを上げ、ストレートで試合を決めた。

... に進出した錦織圭(ロイター

A・マリーには過去3度の対戦で一度も勝ったことがなく、それどころか1セットも奪えていなかった。「正直勝てる気がしなかった」と語っていたのが2年前の全豪オープン。互いにフットワークの良さ、ストローク力を武器にするところは似たもの同士。当時の錦織は「一番自分のテニスに近い選手」と語り、A・マリーも「自分と彼はよく似ている。違うのは背の高さ」と分析していた。

アンディ・マレーのスタイル ...

出典:gensun.org
アンディ・マレーのスタイル ...

アジア勢として初出場を果たし、初戦で日本のテニス史に残る大きな1勝を挙げた。だが、錦織の見据えるものはもっと先にある。「準決勝、決勝にいくことがゴール」。快進撃を見せた今年の全米オープン中に錦織は「勝てない相手はもういない」と言った。その言葉はウソではなかった。「勝てる気がしなかった」A・マリーからの初勝利が、錦織の今季の成長を何よりも証明していた。


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