映画「シン・ゴジラ」はゴジラを超えたか

7月29日に12年ぶりに公開された、東宝ゴジラの新作。 ヱヴァンゲリオンの庵野秀明が脚本・総監督。ローレライ、ガメラ 大怪獣空中決戦の樋口真嗣が監督。 日本を代表する映像作家が作り上げたシン・ゴジラはどのような映画だろうか。 最終更新日:2016年07月31日

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シン・ゴジラとは

「ゴジラ FINAL WARS」(2004)以来12年ぶりに東宝が製作したオリジナルの「ゴジラ」映画。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の庵野秀明が総監督・脚本を務め、「のぼうの城」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の樋口真嗣が監督、同じく「のぼうの城」「進撃の巨人」などで特撮監督を務めた尾上克郎を准監督に迎え、ハリウッド版「GODZILLA」に登場したゴジラを上回る、体長118.5メートルという史上最大のゴジラをフルCGでスクリーンに描き出す。

出典:eiga.com

出典:YouTube
『シン・ゴジラ』予告
2016年7月29日(金)全国東宝系超拡大ロードショー 公式サイト:http://shin-godzilla.jp/ ©2016 TOHO CO., LTD.

脚本・総監督 庵野秀明 のコメント

東宝の方から直接「ゴジラの新作映画の監督をお願いしたい」と、依頼を受けました。
精神的にも不安定でしたし、「無理です。エヴァもあるし、出来ませんよ」と、その場は固辞しました。
が、東宝の誠意と盟友樋口真嗣監督の熱意に心が動かされ、
同年3月、監督を引き受ける事にしました。

過去の継続等だけでなく空想科学映像再生の祈り、特撮博物館に込めた願い、思想を具現化してこそ先達の制作者や過去作品への恩返しであり、その意思と責任の完結である、という想いに至り、引き受ける事にしました。
今しか出来ない、今だから出来る、新たな、一度きりの挑戦と思い、引き受ける事にしました。
(抜粋)

出典:shin-godzilla.jp

監督・特技監督 樋口真嗣 のコメント

この偉大なる神を生んだこの国に生まれたこと、
特撮という仕事に巡り合え、続けてこれたこと、
そしてこの機会が巡ってきた運命に感謝しつつ、
来年、最高で最悪の悪夢を皆様にお届けします。
(抜粋)

出典:shin-godzilla.jp

ハリウッドに迎合しない、これが邦画ゴジラの在り方だ!

シン・ゴジラ』を見て気づかされたことがある。思えば我々は、あまりにハリウッド映画の文脈に毒されすぎていた。ラブあり、アクションあり、分かりやすい敵がいて、最後は主人公が大活躍。制作者たちも、そんな”正解”にとらわれすぎていたように思える。しかし、『シン・ゴジラ』で庵野秀明(脚本・総監督)は、そんなハリウッド文脈に明快なアンチテーゼをぶつけてくれた。この作品におけるゴジラは、ゴジラであってゴジラでない。ゴジラは自然災害や原発事故のような”想定外の事象”であって敵ではないのだ。その”想定外”に直面する政治家・官僚・役人たちの”日本型組織”と、内側で繰り広げられる人間ドラマの描かれ方が、ある種ドキュメンタリーのようでもあり、日本映画史に残る屈指の”政治ドラマ”とも呼べる秀逸作に仕上がっている。

出典:getnews.jp

映像に遜色なし、随所に見られる庵野秀明のこだわり

出典:rensai.jp

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