【日本代表 コラム】アギーレが示した「ザック時代」とは似て非なる選手起用と戦いぶり

新体制でスタメン平均25.6歳と若返ったオーストラリアは、初冬を迎えた大阪の好コンディションを満喫するかのように、序盤から飛ばして来た。 最終更新日:2014年11月19日

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【日本代表 コラム】アギーレが示した「ザック時代」とは似て非なる選手起用と戦いぶり

前半の攻防が明暗を分けた。

日本の最終ラインまで厳しいプレスをかけ、ボールを奪うと果敢なフリーランニングで次々にパスコースを作り、スピーディーに展開した。

まるで日本のお株を奪い、旧来のオーストラリアのイメージを一変させるような素晴らしい内容だった。

ザッケローニ時代から日本代表は、こうしたアグレッシブなプレッシングに弱かった。

序盤にしっかりとスウィッチを入れてくるブラジルからは決まって失点をしたし、結果的には勝利したフランス戦(2012年パリ/1-0)も息つく間もないほど一方的に押し込まれた。

相手がフルパワーで前がかりに来ると、フィジカルの違いが浮き彫りになる。この夜のオーストラリア戦も、いかに第一幕を凌ぎ切れるかがポイントになった。

ハビエル・アギーレ監督は振り返る。

「前半は相手が相当激しいプレッシャーをかけて来たので、あまりつなげなかった。こういうつなぎ難い状況では、なるべく自陣から遠いエリアに運びプレーをするべきだ」

オーストラリアに押し込まれた日本に混乱がなかったわけではない。ボール奪取の位置が低くなり、ミドルゾーンでのミスパスからカウンターを食うシーンも散見された。

開始30秒にはジェームズ・トロイージにゴール左からフリーで狙われ、17分にもロビー・クルーズに右サイドを抉られ、やはりフリーのトロイージが頭で狙う決定機を作られた。


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