映画<ジョー・ブラックをよろしく>死神と人間の女性が紡ぎ出すファンタスティックなラヴストーリー。
プラピとクレアの出会うシーンが、なんとロマンティックなことか。監督・製作は「セント・オブ・ウーマン夢の香り」のマーティン・ブレスト。脚本は「フリントストーン」のロン・オズボーンとジェフ・レノ、「ジュニア」のケビン・ウェイド、「訣別の街」のボー・ゴールドマン。 最終更新日:2015年08月11日
大富豪パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)のもとに突如客がやって来た。ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)と名乗る彼、実はパリッシュを迎えに来た死神で、ついでにパリッシュを案内人にして人間の世界を見に来たのだった。
娘のスーザン(クレア・フォラーニ)は彼の姿を一目見るなり驚く。ジョーは街で意気投合した青年にそっくりだったからだ。
N.Y.のメディア王パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)の愛娘スーザン(クレア・フォラーニ)はコーヒーショップで出会った若者と心惹かれ合うが、想いを残したまま店を後に。その直後、若者は交通事故でこの世を去ってしまう。そしてある日、不思議な魅力を漂わせた若者がパリッシュのもとを訪れ、死期の近い彼を迎えに来たことを告げる。若者の正体は、死の世界からの使者である“死神”。
しかし、人間社会に興味を抱いた死神は、パリッシュに猶予を与え、ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)と名乗り、この世で短い休暇を過ごすことにする。その夜、一家が食卓を囲んでいるところに帰ってきたスーザンは、ジョーを見て驚く。死神がこの世で体を借りた若者こそ、コーヒーショップで出会った彼だったのだ・・・。
私自身はとても好きな作品ですが、「べたべたのラブストーリーじゃん!」という具合に、全く好きになれない人もいるようです。 でも、この作品は確かにラブストーリーで、話の骨組み自体はそれほど目新しいものもないかもしれませんが、それだけに 捉われないで見てほしい、と思います。
死神扮するジョーブラックが次第に人間的感情に流されていくという、ストーリーとしては目新しくないにも関わらず、ブラッドピットとアンソニーホプキンスの異色のコンビが織りなす人間模様にいつしか、涙が出そうなほどの感動の渦に巻き込まれていきます。
主人公のプラピとヒロインのレクア・フォラーニが出会う映画の冒頭シーン。 ブランチ頃?のレストランでの出会いのシーンは、 今まで見た映画の中でも忘れられない場面です。