会社を倒産させるとき(法人の破産申請)

会社を破産させるときにはどのような手続きを踏まなければならないのかについて、ご説明します。法律的な手続きのお話から従業員の守り方まで大変な作業ですが一つ一つ考えていきましょう。 最終更新日:2016年12月02日

作者に連絡

view

会社破産とは一体何?

会社倒産理由

事業が失敗したなどの理由で資金繰りが厳しくなり、会社経営をこれ以上続けていかれなくなった場合は、破産を申し立てることになります。

会社が破産すると、その財産はすべて処分されます。
つまり、会社は存続をできなくなるわけです。
ただ、会社に所属している代表者や取締役は、必ずしも破産をしなければいけないということはありません。
責任を免れることもあります。

問題は、代表者や取締役が連帯保証人になっていた場合です。
このケースは、会社と一緒に破産しなければいけなくなることがあります。
会社の資産だけでは足らず、代表者や取締役の財産も債務の支払いに充てるという可能性もあるからです。

このようなケースでは、会社と個人の破産を同時に申し立てます。その手続きは、まとめて行われることが多いようです。

会社を倒産させるときの流れ(法人破産申請の手続きの流れ)

... 法人破産・会社破産・企業破産

会社を倒産させたいときは、まず弁護士に相談します。

次に、弁護士から債権者に受任通知というものが出されます。
これは、その弁護士が依頼者の代理人になったことを知らせる通知です。
受任通知が債権者に届くと、それ以上は債務の請求・督促はできなくなります。

続いて、弁護士が資料を整理した後、裁判所に破産申し立てを行います。
破産手続きが開始され、破産管財人が選任されます。

それから、破産管財人と会社の代表者、代理弁護人との協議を経て、会社の財産が処分されます。
その後は、債権者集会が開かれます。
ここで、管財業務の進行具合や結果が報告されます。
会社の財産の処分や換価が終わっていれば、債権者への配当が行われます。

この後、債権者の異議申し立てがなければ、破産手続きが終了します。

会社を倒産させる、どうやって従業員を守れば良い?

社長のせいで会社が倒産!――従業員 ...

出典:news.ameba.jp

社長のせいで会社が倒産!――従業員 ...

会社が倒産した場合は、もう従業員を雇っておくことはできないので、全員を解雇します。
ただ、そのまま雇用関係を続けた場合には、破産管財人が解雇を言い渡します。

いずれにせよ、従業員としては、未払い給料や退職金が気になるところです。
大丈夫です。これも債権として扱われるからです。
この債権には、優先的に支払いが行われます。

しかし、それでもこれらのお金を会社が払えない場合があります。
そんな時は、未払い賃金立替払制度というものがあります。
これは、会社に代わって、労働者健康福祉機構が立て替えを行うという制度です。
この制度を利用するためには、裁判所に破産手続きを申し立てていないといけません。

給料や退職金はこれで何とかなります。
あとは、社会保険の喪失届を出さなければなりません。
これを行わないと、従業員が国民健康保険や国民年金へ移行ができなくなります。


注目まとめ

関連まとめ

  • 関連まとめが設定されていません。

人気まとめ

まとめ作者

過去に借金を抱えて弁護士と相談して解決した経験があります。その時に気づいた借金問題解決のあれこれを記事の形で皆様と共有していけたらと思います。借金問題は解決できますので一緒に考えていけたらと思います。

関連まとめ

関連するまとめが設定されていません。

まとめを作成する